大学・企業・海外現場——立場の異なる実践者が集い、現場のリアルな経験則から「3大課題」の突破口を探る90分。答えの押し付けではなく、乗り越えるためのヒントを、あなたの現場に持ち帰っていただくためのシンポジウムです。
参加を申し込む keyboard_arrow_right製造・メンテナンス現場が直面する3大課題
図面には表れない段取りや、わずかな異音から異常を察知する勘は、熟練者の手と記憶に蓄えられ、退職とともに現場から失われていきます。言葉や文化の異なる海外の拠点では、標準化された手順と、その場での実地指導をどう両立させるかが、いっそう重い課題になります。
生産を止められない現場では、教えるための時間も、教えられる人も足りません。トラブルが起きても対応に追われ、その経験を次へ活かす余裕のないまま日々が過ぎていきます。自社だけで抱え込まず、外部の技術者や他社の知見を借り、育成の負荷を分け合う発想が問われています。
研修を終えても、「誰が・何を・どこまでできるのか」は担当者の感覚に委ねられ、記録として残りません。学んだ成果が見えなければ、育成は積み上がらず、評価にもつなげにくい。受講の履歴や到達度をデータで残し、試験や資格という形で客観的に示す仕組みが求められています。
開催概要

進行プログラム(全90分)
大学・企業双方の教育状況に精通する視点から、「3大課題」を整理し、問題提起を行います。
司会が各社を1分で紹介し、続いて各パネリストが専門領域の知見を約4分ずつ提示します。会社紹介ではなく、テーマに即したご自身の経験を語る時間です。
「技術伝承」「教育リソース」「スキルの可視化」の3テーマを、それぞれ9分ずつ。スライドを使わず、登壇者全員が画面に並んだ対話形式で、現場の経験則から議論を深めます。
議論を振り返り、3大課題を乗り越えるためのヒントを、各自の知見から一言ずつ示します。
全体を振り返り、当日の議論がどこまで到達したか、そして何が宿題として残ったかを示します。
登壇者

技能・技術伝承と、ものづくり人材育成の第一人者。職業能力開発総合大学校で長年にわたり指導にあたり、大学・企業双方の教育現場に精通する。厚生労働省「ものづくりマイスター」制度にも学識経験者として関与。本シンポジウムでは基調講演として、製造・メンテナンス現場が直面する「3大課題」を体系的に整理し、当日の議論全体の土台と論点を提示する。閉会前の総括も担当し、議論の到達点と残された課題を示す。

設計から製造まで一気通貫で支援する技術士(機械部門・総合技術監理部門)。品質トラブルの解決や開発プロセス改革、技術者教育を手がける。豊富な海外実務経験を持ち、海外現場での不具合対応と協働から得た知見を強みとする。現場の生の声を設計へ還元する、実践的な技術者教育のあり方を語る。

山梨・韮崎とタイ・バンコクに拠点を構え、日本とタイの「二か国一体のものづくり」を展開。機械の緊急修理・予防保全・オーバーホールから、装置の設計・加工、ロボットによる自動化までを一気通貫で手がける。現地人材の理解度や文化の違いを踏まえ、標準化と実践指導を両立。自立した保全体制の構築と、次世代への技術伝承に取り組んだ実務経験を共有する。

分野を問わない多様な機械トラブルに対し、全国の修理事業者ネットワークで迅速に対応。地元拠点が駆けつけることで交通費を抑え、短時間での復旧を可能にする。技術者を自社で雇用・育成するだけでなく「シェア」し、複数社のノウハウを共有して共に育てる体制を構築。数々の現場実例から見えた、確実な稼働を支える現場救済の仕組みを語る。

企業の研修・教育を、その場で終わる“やりっぱなし”にしない仕組みづくりに取り組む。学んだ結果をデータとして集め、その信頼性を担保し、一人ひとりのスキルや資格として“証明”へと変えていく。「誰が・何を・どこまで身につけたのか」が見えにくい育成のブラックボックス化に対し、システムの視点から解決の道筋を示す。

組織・人事コンサルティングに長く携わり、会員制の人事コンサルや人材紹介、体験型ゲーム研修を手がける。熟練者の暗黙知をAIで仮想人格化するシミュレーターや、遊びながら学べるゲーム型研修を開発。属人的になりがちな育成を、誰もが再現できる“仕組み”へと転換する。学びを楽しく、そして成果につなげるための実践知を提示する。

今年で創業57年目を迎える、日本を代表する技術者教育会社の代表。主に製造業に向けた技術系eラーニングやスキル評価試験を国内外で展開し、タイ発の「To-Beメンテナンス技術試験」を推進する。知識の数値化・見える化により、学びの成果を客観的に測る仕組みづくりに取り組む。本シンポジウムの企画・運営を主導する。
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